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ホシガラス

2024.06.27
大好きな花が最盛期を迎えているため、紹介したいところなのですが、
先日見に行くと掘った跡がありまして…、またなくなっておりました😞

私も場所に関する情報は伏せるように気をつけておりますが、SNSで場所を明かしてしまったり、画像検索の発達により、盗掘を助長してしまっているように思います。
どちらかといえば、誘拐に近いと思うのですが…😇

そのため、自生地保護の観点からも、SNSでの場所に関する情報公開は控えてほしいと思っております⚠️

沢山あったしても、特に繁殖力の弱い希少植物は、どんなに弱い採集圧でも耐えることは難しいです🤔
現に、地元の方に聞けば、昔は沢山あったのになぁという声をよく聞きます。

採るのではなく育てることが大切ということで、本日は「森づくりの達人」と呼ばれる『ホシガラス』を紹介したいと思います。

#ホシガラス
今朝、御嶽山にて撮影してきたものです。
幼鳥でしょうか?🪶
生後2~3か月は親元で貯食方法を学ぶようです。
ちょうどお母さんと一緒でした。

以前にもご紹介しましたが、ホシガラスは高山帯に生育するハイマツの種子を年間32,000個も貯食すると言われています。また、ハイマツは種子を遠くに散布する手段を持たないため、これに長距離移動をするホシガラスが一役買っているわけです💡

そして、食べ残した種子が発芽して現在のハイマツ帯を形成しています。
つまり、ライチョウたちが天敵から身を守るための隠れ家であり、営巣場所であるハイマツ帯は、ホシガラスなくしては再造林できないとも言えるかもしれません。

昨年購入した手ぬぐいデザインが、ライチョウとホシガラス、そしてハイマツが描かれていたことに感動して即購入しました(笑)山には必ず持っていく私の宝物です(笑)

今年制作しているグッズデザインにもホシガラスを入れようかと思っていたのですが、完全に忘れておりました💦
初期ロットはライチョウが入っていますが、もしかしたら次は…
分かりませんが(笑