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キバナノコマノツメ(スミレ)

2024.06.14
漢字では「黄花の駒の爪」と書く。
書いて字のごとく、葉の形が馬(駒)のひづめに似ていることに因んでいる🐴
 
スミレでありながら、スミレの名が付かないものは、これを含めた2種しかない🧐
 
こちらは木曽駒ヶ岳にて観察された⛰️
スミレといえば、春の花であることは自明であるが、高山帯においては雪が融け、ようやく春を迎えたところのようだ🌸
 
しかし、スミレの同定は非常に難しい😇

特に日本は「スミレ大国」と呼ばれるくらいに種類が多いが、種の同定には、葉の形に限らず、葉裏の色、距と呼ばれる部分の長さや太さ、側弁の毛や地上茎の有無など…
 
花だけの写真や、画像検索といった文明の利器を駆使しても全く歯が立たない🤦
 
身近でありながらも知らない、これがスミレという花かもしれない。
 
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全国には駒ヶ岳という山がいくつかあり、その名は山の形や雪形に因んで付くようです。

中央アルプスの駒ケ岳は、「木曽駒ヶ岳」という名で呼ばれています🐴
また、私が学校で習った頃には、中央アルプスも「木曽山脈」と言われていました。
 
なぜ木曽であるのか?
 
理由はよくわかりませんが、かつて栄えた中山道/木曽路(江戸から京都を結んだ街道)
の影響が垣間見えるようにも思います。
 
また、木曽には本州唯一の在来馬であり、平安時代~江戸時代までは武士の馬として、農耕馬としても活躍してきた「木曽馬」がいます🐎

別名を「木曽駒」というように、こういったものから名付けられたのでしょうか?
気になるところです🤔