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ヤマブキ&ヤエヤマブキ

2024.05.01

北海道から九州の低山の渓流沿い、丘陵地に普通に自生するバラ科の落葉低木。

名の由来は、風に振られて揺れ動く様子から「山振」、これが訛ってヤマブキになったと言われています💡

いくつかの品種があり、八重咲きのものをヤエヤマブキ、花びらが細く多いものをキクザキヤマブキ、ほとんど白色のものをシロバナヤマブキと呼んでいます。

一重咲きは、雌しべと雄しべを具えているため結実しますが、八重咲きは雌しべが退化しているため結実しません。

花を生薬名:棣棠花(テイトウカ)といい、利尿効果を有しています。
また昔は、切り傷の止血にも、揉んで付けて利用されたそうです🧐

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植物たちと毎日かけっこをしているのかもしれません🏃‍♂️💨

どちらかといえば、追い越し追い抜き、シャッターチャンスを逃すまいとゴール前で待ち構える親のような気持ちでしょうか📸(笑

花は待ってはくれないので、追いつけずに諦めることもあります😇

今年は、多くの山菜たちの芽吹きにも気づかず、通り過ぎて行ってしまいました…😢残念。

信州木曽にも新緑の季節が訪れ、道路脇を彩る山吹色の「ヤマブキ」たちも、もうすぐゴールテープを切る頃かもしれません。

ということで、遅くはなりましたが、旧日義村(現・木曽町日義)の村花でもあるヤマブキをお届けします。

因みに、旧日義村には、木曾義仲の妻である「山吹御前」の名の付く「山吹山」があります。

村花である理由もこちらと関係あるのでしょうか?🤔