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クロッカス(花サフラン)とサフラン(薬用サフラン)

2024.03.28
【クロッカス】
早春に咲く観賞専門の植物。

類似植物の「サフラン」は晩秋に紫色の花を咲かせ、薬用やスパイスに利用されます。

そのため、クロッカスを春の季語🌸、サフランを秋の季語🍂としています。

また、クロッカスを「花サフラン」、サフランを「薬用サフラン」と呼んで区別されます。

開花時期が大きく異なるため、見分けることは容易ですが、薬用やスパイスとされるサフランの雌蕊(めしべ)は、クロッカスに比べて長く鮮やかな深紅色をしているため、簡単に判別できます。

クロッカスは小球根の植物でありますが、チューリップのように花茎を持たないため、直接地下部の球根から地上部ギリギリに花を咲かせます。

黄色が本来の色ですが、現在では白、ピンク、紫、など様々な色が生まれています。