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ネコヤナギと春のお彼岸

2024.03.04
ネコの尾っぽに雪が積もっている🐈
いや、いぬっころの尾っぽかもしれません🐕
 
名をネコヤナギ、別名はエノコロヤナギ(犬っころの意)と言い、川辺に生えるため、カワヤナギとも呼ばれます。
 
早春、絹毛を密集した白毛の花を咲かせ、いち早く春の訪れを告げてくれる植物のひとつです。
 
未だ多くの花々が眠りに就いている頃であるため、春のお彼岸[2024年3月17日~中日:春分の日(20日)~23日]
のお供えの花としても飾られます。
 
花言葉「自由」
✻ – ✻ – ✻ – ✻ – ✻ – ✻ –✻ – ✻ – ✻ – ✻
 
〇お彼岸とは?🔍

中日(ちゅうにち)の「春分の日」と「秋分の日」の前後3日間ずつ、計7日間を「お彼岸」と呼び、年に2回行われる仏教行事です。
仏教用語では、煩悩に満ちたこの世を「此岸(しがん)」、その向こう岸の悟りの世界のあの世を「彼岸」といい、中日は先祖に感謝をし、それ以外の6日間に六波羅蜜と呼ばれる修行を行うことで極楽浄土である彼岸に辿り着けるとされています🤔
 
また、昼と夜の長さが同じになる「春分の日」と「秋分の日」の2日間は、太陽が真東から昇り、真西に沈むことから、遥か『西』の彼方にあるとされる「彼岸」に思いを馳せたのが始まりとされており、あの世に一番近づけるとして、先祖供養やお墓参りをする行事として定着しています🧐
 
代表的なお供え物として、春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と呼び方が異なりますが、同じものであり、春の花「ボタン」、秋の花「ハギ」になぞらえて名前が付いているようです。

◯春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ日。
◯秋分の日:祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ日。