冬のライチョウを探して…
2024.02.13
てってってってって…
待ってくれと、
どっどっどっどっど…
と追いかける。
腰を低くして一定の距離を保つ、気付けば継子岳まで導かれていた。
夏場、ほとんど顔を見せないオスのライチョウは警戒心が強いようだ。

「しかし、どうして君はここにいるのか?」
厳冬期には亜高山帯に下りてくるはず…
寝床だけなのかもしれない。

稜線上の雪から顔を覗かせる植物をついばんでいた。
ハイマツにガンコウランなど…
足跡を辿る途中に糞だまりを見つけたが、小さな麦のように見えるのはコメススキだろうか?
木の皮のようなものも見てとれた。
何でも食べるようだ。


しかし、昔の方々が雪山を訪れた際にライチョウに出くわしたら、きっとビックリしたと思う(笑)
まさかこんな厳しい雪の中を生きる鳥がいるなんて思いもしなかっただろう。
「神の鳥」と呼ばれる理由が分かったような気がする。
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今回も友人と冬の御嶽山に出かけましたが、無事に雪見だいふくに出会えました。
ありがとうございました。
初めて冬の姿を見ることができましたが、自分ひとりではきっと見つけられませんでした。
カメラもフォーカスが合わず、雪との見分けがつかないようでした。
写真も曇った状態となりましたが、また改めて穏やかな天気の時に友人(ライチョウ)に会いに行きたいと思います。次はメスに会いたいです!

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