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ゴゼンタチバナ 高山植物と高嶺の花

2024.07.05
「高嶺の花」という言葉が高山植物⛰️のことを指しているのは、簡単には見ることができないという意味からです💡
 
さらに、花の咲きだすこの時期は梅雨と重なるため、ほとんどの場合、雨の中で観察しなければならないことを考えると、条件はもっと厳しいようにも思えます😇
 
ちょうど高山では芽吹きの時期であり、また動物たちにとっても春を迎える季節です🐣
本日は、ちょっと変わったゴゼンタチバナの紹介です。
 
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ゴゼンタチバナ
亜高山帯の林下において普通に見られます。
4枚の白い花弁状に見られる部分は、「苞葉」と呼ばれるものであり、花にあたる部分はその中心の20~30個ほどつく小花です。
 
その下に葉が6枚付くことで、ようやく花を咲かせることができます🤔
したがって、4枚であったりする場合には花はまだつきません。
 
しかし先日、葉にあたる部分が白い「苞葉」へと変異している珍しいものを発見しました。
葉の数も少ない状態でありながら、花を咲かせていました。不思議です🔍🫨
 
おまけに、会社付近で見た八重咲きのドクダミがさらに変異していたものも載せておきます。
こちらは逆に、苞葉が「葉」に変化しておりました。